上海教育事情ブログ

上海で個別塾「上海個別塾(シャンコベ)」を運営しつつ、上海の日本人向け教育事情についていろいろと書いていきます。上海だけでなく、他の海外からの中学受験、高校受験、大学受験について、一般入試や帰国生入試に分けてリアルな状況をお話します。

拡散希望「フェイクニュースについて」

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「フェイクニュースについて」

すいません、最後の高等部からの国立大受験の更新が滞っておりすいません。

ところで最近、いくつか私の教室についてのフェイクニュースを聞きました。しかも、どうも私と面識のない方が誤った認識で話をしているようで、それを聞いてとても悲しく思っています。

昨今、週刊誌等のさまざまなフェイクニュースがあります。また、学校や仲間内で変な噂を流されるようなこともあります。こうした、「事実と全く異なる事や、一部を状況や前後関係を無視して編集して相手を陥れようとすること」などによって、傷ついている方がたくさんいると思います。

これにどうやって対応するか。詳しい方に尋ねたところ、「とにかく早く自分の意見を表明した方が良い」ということでしたので、この場をかりて、少しお話をさせていただければと思います。

 

私は、もともと上海のとある個別指導塾で指導を行っておりました。その後、2012年7月に古北教室を立ち上げ、そして2018年よりもといた塾から独立し、今は古北で自分の教室を持っております。

独立したきっかけは、2017年3月、責任者のお子様の大学受験の指導を通して、責任者との間にトラブルが起こったことです。その年度、私は高校生を中心として高3だけでも8人ほどの高校生の個別指導をほぼ1人で担っておりました。そして、私の時間的・精神的な余裕、また裏で行っていた授業や面談のための準備等で心身ともに疲れていたこともあって、そのトラブルは私にとって極めて辛いものでした。

きっかけは小さなことかもしれません。しかし、それがきっかけとなって、「信頼」で成り立ってきた責任者との関係が崩れていき、お互いに信じれなくなり、私自身も離れる決意をしました。

2017年3月以降、双方で離れるための話し合いを始めました。私は、「自分が中心となり立ち上げた古北教室をそのまま引き継ぎたい」ということを申しました。そして話し合いの期間に、私の担当していた浦東の生徒さんを徐々に他の講師の方に引き継いでいきつつ、一方で「古北教室をどうするか」を話し合いました。その間、話は何度も変わり、「学年で分ける」という話がでたり、「完全に私に任せる」という話になったり、「それぞれが別で教室をする」という話になったりと、なかなか定まらない状況でした。

そうして2018年になり、最終的にもとの古北教室の子どもたちを私が引き継ぐこと、その他の条件を守ることなどが決まりました。もちろんお互いに不満は残るものだったと思いますが、それでも双方が納得し合意した上で行われています。

 

以上のように時間をかけ、慎重に独立を行った経緯があるなかで、事実と異なることが広まってしまうことにはとても遺憾に思います。

 

その上で、今のフェイクニュースについてご説明いたします。

 

①もともといた塾の名前を、今の教室で名乗っているという嘘
これは根も葉もない嘘です。私の今の教室は、「上海個別塾」という名前です。私の資料にもそう書いておりますし、私の指導しているお子さんや保護者の方にも以前の塾とは別で行っていることはしっかりと伝えております。

そもそも、以前の塾の名前を名乗ることが、私に何のメリットがあるか全く理解できません。「上海個別塾」という名前が定着しなさすぎて、みなさんが知らないということはあると思いますが、これを機に定着して欲しいくらいです。

②教材を勝手に持って行ったという嘘
私が持って行った教材(主に赤本、高校内容の参考書等)は私が自分の指導目的で購入しており、教材代を経費としていただいたこともありません。また、最終的には「自分で買った教材は私が持っていくのでいいか」という話をし、了承も得ています。

去年に関しては、引き継いだお子さんが以前に渡して継続して使っている教材がごくわずかにあったり、私自らが作成した教材やテストを使う場合はあります。しかし、そうしたものは元の塾に属するものではありません。また、今のお子さんに対して使っている教材は日本から直接送ってもらったり、自分で持ち運んでいるものですので、元にいた塾の教材を使っているということはありませんし、そもそも以前とは異なる出版社の教材を利用しています。

 

他のフェイクニュースもあるかもしれませんが、私の把握したものでは以上になります。

正直、こうした噂を私の生徒さんから聞いたとき、とても悔しく思いました。私は独立以来、「自分にできることは、今私を頼ってきてくれる人をしっかりと指導すること」だと信じ、今でも自分のことで精一杯な状況です。他の事を考える余裕などありません。とにかく、再出発をするために一生懸命にやってきました。高3生の国公立大学への受験指導を行ったときも、「私を信じてついてきたから」と思い、授業のないときでも多くの時間を生徒さんからの質問の返信や授業の準備にあててきました。

それにもかかわらず、このような形で私の見知らぬ方からのあらぬ噂が出てしまうことは本当に心外ですし、精神的にとても辛いことです。こうして書くことで少しでも多くの方に知っていただければ幸いです。失礼いたしました。